戸建て投資のメリットとは!物件の選び方と立地ポイントを紹介!
アパートやマンションなどの不動産投資は投資物件の場所が大切と言われておりますが、戸建て投資も立地が利益に大きく影響すると言っても過言ではありません。しかしどのような立地を選べばよいのでしょうか。この記事では戸建て投資のメリットと物件の選び方、おすすめの立地と間取りについて紹介します。戸建て投資は物件を間違えると大きな損失が生じるため、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
戸建て投資とは
戸建て投資とは一戸建ての住宅を購入し、第三者に貸し出して賃料を得る方法です。戸建てと聞くと、マイホームを思いつく方もいらっしゃいますが、賃貸物件としての需要も高いです。アパートなど近隣住民との距離が近いと、小さなお子様の騒音などを気にしながら生活しなければいけませんが、戸建て住宅であれば「音を気にせず住める」ということからファミリー層から人気が高い特徴があります。
戸建て投資のメリット
ここでは投資家から見た戸建て投資のメリットを3つ紹介します。
長く入居してもらえる
戸建ての賃貸物件は単身者と比較すると長く居住してもらえるメリットが挙げられます。居住期間が長いと、空室期間が短くなり、新たな入居者を募集する広告宣伝費を抑えることにつながります。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が発表した第26回日管協短観によると、以下の表の通りファミリー層の入居期間が長いということがわかります。
全国 |
首都圏 |
関西圏 |
その他のエリア |
|
単身者 |
3年3か月 |
3年6か月 |
3年 |
3年1か月 |
ファミリー |
5年1か月 |
5年6か月 |
5年1か月 |
4年10か月 |
アパートより投資額が低い
戸建て住宅はアパートと比較すると安価な物件も多く、投資額を抑えることができます。もちろん築年数や立地、建物の規模などによって異なりますが、アパートの方が事業性が高い傾向にあるため、投資額も高額となります。一方戸建て住宅には「空き家」や「ボロ戸建て」などもあり、数百万円程度で投資できることもあるため、不動産投資初心者の方でも始めやすいです。
売却しやすい
戸建て住宅は買い手の間口が広いため、出口戦略として売却しやすいメリットがあります。現入居者が購入するケースもあれば、売却価格も高くないため、現金で購入する方も多いです。アパートとなると価格も高額となることから、金融機関の融資で購入される方が多いという特徴があります。しかし誰しもが借入できるわけではなく、融資審査をクリアしなければいけないため、購入できる方が少ないです。しかし戸建て住宅であれば、アパートローンなどと比較すると住宅ローンやリフォームローンなどは審査基準が高くないため、購入できる方が多くなり、売却しやすいメリットがあります。
戸建て投資の選び方
では戸建て投資を始める際はどのような物件を選ぶべきなのでしょうか。ここでは3つのポイントを紹介します。
ファミリー層のエリアを選ぶ
戸建て住宅は入居者ターゲットがファミリー層のみとなるため、エリアの調査は必須です。社会人や学生が多いエリアで戸建て住宅に投資しても入居者を確保することができません。入居者が見つからない場合は、「家賃を落として募集する」「広告宣伝費用を多くかけて募集する」というアクションを起こさなければいけず、収入に大きな影響を受けてしまいます。そのためファミリー層が多いエリアであるのかを確認する必要があります。具体的には以下のような方法で調査を行いましょう。
- 地場の不動産会社へ問い合わせする
- スーモやアットホームなどで物件の空き状況を確認する
- 実際にエリアを歩いてみて戸建てが多いのかを確認する
調査方法はさまざまありますが、実需を確認しなければいけません。「住宅街だからファミリー層の人気がありそう」と想定で投資してしまうと失敗にもつながりかねないでしょう。必ず現地のエリアを確認し、専門家への確認を怠らないことが大切です。
郊外は駐車場付き物件を選ぶ
郊外の戸建て住宅へ投資する際は駐車場付き物件を選ぶようにしましょう。都心部では電車やバスなどの公共交通機関を利用することができますが、郊外の場合は車なしで生活するのは困難です。また夫婦でそれぞれ車を所有している方も多いため、2台分の駐車場は必須です。
近隣施設が充実している
投資する戸建て住宅の周辺にスーパーや病院などの近隣施設が充実しているかもチェックポイントです。利便性が悪いとすぐに退去してしまう要因にもなりかねません。戸建て住宅は家族全員が住みやすい住宅であることが重要なため、近隣施設を確認しておきましょう。
おすすめ立地や間取りは
戸建て住宅におすすめの立地はさまざま挙げられますが、目安としては以下のような立地がおすすめです。
- 近隣施設が充実している
- 人口が増加しているエリア
- 戸建て住宅が建築されている住宅街
戸建て住宅へ投資する際は、近隣施設が充実した住宅街や、人口が増加しているエリアなどがおすすめです。都心部でも問題はありませんが、価格が高く採算が合わない場合も多いです。そのため、街自体が成長している郊外エリアなどを探すと良いでしょう。ただし区画整理地などは新しい街には中古の戸建て住宅はほとんどないため、既に街が出来ているエリアで探すことをおすすめします。
まとめ
戸建て投資は初期投資額を抑え、長期間入居してもらえる可能性が高いことから、安定した投資方法です。売却もしやすいため、出口戦略の方法としても人気があります。一方でエリアの選定を間違えてしまうと入居者を確保するのに時間がかかってしまうため、ファミリー層が住むエリアを選定するようにしましょう。とはいえ不動産投資初心者の方はどのエリアがおすすめか分からない方もいらっしゃるでしょう。当社では戸建て住宅物件を含め、さまざまな不動産の買い進め方をレクチャ―しております。また初心者に向けて、無料セミナーや勉強会なども開催しておりますので、これから不動産を学びたい!という方はぜひ一度ご相談くださいませ。