不動産投資に必要な年収はいくら？年収別におすすめできる物件とできない物件を紹介！

不動産投資を始める方にとっては、「自分の年収で融資が通るのかな？」と疑問を抱いているのではないでしょうか。確かに高年収であるほど融資が通りやすくなるため、目安は把握しておきたいものです。この記事では不動産投資に必要な年収の目安と年収別におすすめできる物件とおすすめできない物件について紹介します。最後には不動産投資を始めるにあたってすべきことを紹介するため、これから不動産投資を始めたい！という方はぜひ参考にしてください。

不動産投資に必要な年収は

不動産投資に必要な年収は物件、金融機関ごとに異なるため一概には言えないものの、目安としては、年収の8倍前後と言われています。例えば年収1,000万円の方であれば、8,000万円の物件が目安ということです。とはいえ、不動産投資の融資審査は、「物件の事業性」「担保評価」を優先して行われます。物件の事業性とは、収益性のことを指します。投資物件が安定した利益が見込め、なおかつ立地がよく空室率が低い状態を維持できる物件であれば年収が低くても融資が通ることがあります。また万が一借入返済が滞ってしまった場合、金融機関が差し押さえて売却した際、残債に充当できるほどの価格であるかを評価する担保評価も審査の材料です。担保評価は立地が良く物件価格が低いほど高評価となり審査が有利に働きます。上記の通り、金融機関の融資審査では不動産投資に必要な年収というより、投資物件がカギとなります。多くの方は、年収ばかりを気にしておりますが、実際に年収は300万円や400万円でも8,000万円近い融資が通るということもあります。とはいえ年収が全く審査の対象にならないということでもありません。万が一投資物件の空室が目立ち、収益が低下してしまった場合は自身の収入から返済していかなければいけません。そのためある程度年収は高い方がよいと判断している金融機関も存在します。一概にどれくらい必要であるかは金融機関によっても異なりますが、ある程度生活に余裕ができる程が望ましいでしょう。また、年収1000万円の方が8000万円の物件までしか買えない、と言う訳でもなく、金融機関によっては繰り返し利用できるところや、他行の借り入れが合っても借りれるところもある為、買い進めのプランによって、トータルの収益や資産が変わる事もポイントになります。

年収〇〇以上のあなたにおすすめな物件は？     

ここでは年収別におすすめできる物件について紹介します。

おすすめできない物件は？       

一方年収に関係なくおすすめできない物件は以下の2点です。

• 需要に合っていない間取りの物件
• あまりにも立地が悪く入居者確保が困難な物件

需要に合っていない間取りの物件

近隣の賃貸需要と合っていない間取りの物件は入居者確保ができる可能性も低くなるため、おすすめできません。いくら価格が安くても入居者がいなければ不動産投資は意味がないためです。例えば大学付近であるにもかかわらず2LDKや３LDKなどのファミリータイプの物件に投資した場合、間取りで言うと対象者はファミリーになるはずです。ですが、大学生向けの案内を打っていたら、場合によっては数か月間空室になることも想定できます。近隣需要を調べないと上記のような失敗につながるため、価格だけでなく市場調査を行ってから投資する必要があります。

立地が悪く入居者確保が困難な物件

間取りの需要だけでなく立地も確認すべきポイントです。立地が悪ければそもそも入居者がいないことにもなりかねず、不動産投資としての事業が成り立ちません。そのため郊外などの物件に投資する際は注意する必要があります。もちろん郊外であっても区画整理が行われたエリアであったり、大規模な商業施設や工場などがある場所も存在します。そのようなエリアは賃貸需要として人気が高いと想定することが可能ですが、明らかに近隣に家はおろか建物もなく、需要がないと判断できる立地、例えば畑の真ん中にあるアパート等の物件には投資してはいけません。売却したくても買い手が見つからないということにもなりかねないためです。

不動産投資を始めるにあたってすべきこと         

不動産投資は物件の選定能力と運用能力が求められるため、専門家から投資について学んでから始めることが大切です。基礎知識もなく始めてしまうと赤字物件に投資してしまう可能性も高いです。またネットなどから独学で身に付ける人も多いですが、誤った知識のまま始めると失敗にもつながりかねないため、専門家である不動産会社から知識を身に付けてから始めましょう。弊社では不動産に関する定期的なセミナーや塾も開催しております。初心者の方でも成功できる投資物件の紹介だけでなく、さまざまな不動産の買い進め方をレクチャ―しております。これから不動産投資を始めたいという方はぜひ一度ご相談くださいませ。

まとめ 

不動産投資の年収の目安は投資物件によって異なりますが、ある程度高い方が望ましいです。とはいえ優良物件であれば年収が低い人でも始めることができるでしょう。しかし初心者の方はどれが優良物件であるかを判断するのが困難です。見つけた物件が「立地は良いのか」「需要に沿った間取りであるのか」については専門家である弊社のセミナーに一度参加頂き、ご相談下さい。