年収1,000万円の人には不動産投資がお勧め!その理由と成功させるポイントを解説

最終更新日:2025年6月20日
  1. 老後の生活のため収入源がほしい
  2. 効率よく資産運用したい
  3. 不動産投資にどのようなやり方があるのか知りたい

平均寿命が伸び、定年後にも長い人生が待っている現代では、定年後の収入源をどうするかは重要な課題です。

また、年収1,000万円の方は効率的に資産運用したいと考えているのではないでしょうか。

この記事では、年収1,000万円の方に不動産投資がお勧めの理由や成功させるポイント、どう投資物件を選べばいいのか解説します。

この記事でわかること

  • 年収1,000万円の人に不動産投資がお勧めの理由
  • 年収1,000万円の人が不動産投資を成功させるためのポイント
  • 投資の始め方と注意点
  • 投資物件の選び方

年収1,000万円の人に不動産投資がお勧めの理由とは?

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年収1,000万円の方に不動産投資がお勧めの理由は3つです。

  • 急なトラブルに対応できる
  • 好条件で融資を受けられる
  • 不動産の種類が多い

資産運用のために不動産投資を検討している方は参考にしてください。

急なトラブルに対応できる

不動産投資では、不動産を購入する際のお金だけでなく、万が一に備えて使える資金を用意しておきます。

トラブルは突然やってくるので設備の不備や故障には、オーナーの自己負担で対応しなければいけません。
修繕にかかる費用は50〜150万円ほどが一度にかかってきます。

また、空室にしないためにも最新の設備へ交換やクロスの張り替えなど定期的にするのが望ましいです。
入居者が気持ちよく過ごせないとクレームや退居の原因にもなりかねません。

さらに、建物の老朽化が原因で起こるトラブルの多くは、火災保険の対象にならないので注意してください。

年収1,000万円なら不測の事態に備えて十分な資金を確保しておけます。

条件で融資を受けられる

不動産投資で融資を受ける際に審査されるのは、年収のほかに本人の年齢や勤務先、金融資産も審査されます。

年収が高いと返済していく際のリスクが低いと判断されるため、金利の低い金融機関や長期の融資を受けられるなど条件が良いのがポイントです。
そうなると月々の返済額を少なく抑えられるので、物件の利回りの差が大きくなりより利益を得られます。

しかし、年収が1,000万円あっても必ずしも有利になるわけではありません。
収入の安定性や資産状況も大きく影響してくるので、不動産投資を始めたいと思ったときから対策しておくのがいいでしょう。
計画性のアピールや安定した職歴、収入源のためにキャリアアップを考え、信用情報を保つためにクレジットカードやローンの返済は滞りなくするようにしましょう。

投資できる不動産の種類が多い

不動産投資ローンの融資限度額は、年収の7〜10倍が一般的な目安です。
年収が1,000万円の方は、7,000万円〜1億円の融資が受けられるようです。

年収が高いほど融資してくれる金融機関も多くなり、年収500万円なら3割ほど、1,000万円なら8割ほどの金融機関が融資を検討してくれるといわれています。

また、年収が500万円ほどなら投資できる不動産が区分マンションですが、年収1,000万円なら一棟アパートや、区分マンションを複数所有するのも可能です。

年収1000万円の方が不動産投資で成功するためのポイント

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不動産投資を成功させるには、さまざまな要素が絡みます。
年収1,000万円の方が成功するためのポイントを3つ解説します。

  • 不動産投資の目的を明確にする
  • 物件の立地
  • リスクの回避

ポイントを理解してから不動産投資を始めましょう。

不動産投資の目的を明確にする

不動産投資を成功させるには、ちゃんとした目的とそれにあった最適な戦略を立てる必要があります。

なぜなら目的によって投資の方法が異なるため、物件選びは重要です。
副業くらいの収入でいいのか、仕事を辞めて不動産収入だけで生活するのか、節税や相続対策が目的なのかなどです。

また、投資する物件の種類によっても特徴があり、さまざまな情報を理解し、自分の目的に合うものを選択してください。
情報は、1つの情報源だけでなく複数から集めるようにして、相場の調査を自らするようにしましょう。

物件の立地

投資物件選びで重視したいのが立地です。

成功させるには、入居者を集め空室を作らないのが重要です。

駅から近く交通の便がよい場所や都心にある物件は投資の成功率が高い傾向にあります。
ほかにはコンビニやスーパー、商業施設が近くにあり今後人口が増加するであろうエリアもよい立地条件です。

逆に注意したほうがいいのは入居者を集めにくいところで、交通の便が悪い、商業施設と距離のある物件などは失敗するリスクがあります。

リスクの回避

不動産投資リスクはつきものですが、できるだけ少なくしたいものです。

空家・家賃滞納・災害・修繕や老朽化などのさまざまなリスクを把握し対処法を知っておけば失敗も防げます。

成功している人は最終的な目標に向けた運用プランを立てています。
購入後何十年後の物件をどうするのかのタイミングを見極める際に有効です。
リスクの回避には「分散投資」も有効で、投資先をいくつも用意しておけば、リスクも軽減できます。

1つの物件が損失を出してしまっても、ほかの物件の利益で補えます。

投資を始める手順

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投資を始める手順は以下のとおりです。

  1. 条件を整理する
  2. 不動産会社にお問い合わせ
  3. ローンの契約
  4. 火災保険や管理会社と契約

詳しく解説していきます。

1.条件を整理する

投資する目的を明確にして、その後条件を整理する流れです。

まずは自己資金の金額や返済する期間、すでにローンを組んであるものの状況を把握をしておきます。

次に物件のエリアやタイプを決めます。

これで実際に購入できる物件の金額や条件がわかるので、自分で探してみましょう。
広告や不動産のポータルサイトなどを見てチェックします。

また、書籍やセミナーに参加をして勉強をすることでより自分になった物件を見つけやすくなります。

2.不動産会社にお問い合わせ

気になる物件があったら不動産会社に問い合わせをします。

また、お問い合わせをする不動産会社は1社ではなく複数会社比較するようにすることで自分にあった不動産会社を見つけれる可能性が高くなります。

3.ローンの契約

物件が決まったら金融機関でローンの契約をします。

不動産会社から紹介してもらっても、自分で探して問い合わせてみても良いです。

こちらも金融機関によって条件はさまざまなため、1社だけで決めるのではなく複数の会社に相談してみて比較するのがお勧めです。

4.火災保険や管理会社と契約

ローン審査が通ったら、火災保険や管理会社と契約します。

火災保険は保険料や保障の範囲、免責事項などしっかりと確認し、適切なプランを選ぶようにしましょう。

管理会社は必ずではありませんが、契約すれば最低限の管理サービスをしてくれます。

今後のパートナーとなるので実績や評判をしっかりと調べて、安心できるところを選びましょう。

不動産投資を始める際の注意点

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不動産投資を始める際の注意点は3つあります。

  • 不動産投資の仕組みやリスクを勉強する
  • よい不動産会社を選ぶ
  • 自己資金をある程度用意する

以下で詳しく解説します。

不動産投資の仕組みやリスクを勉強する

不動産投資を始める前に仕組みやリスクを理解しなければなりません。

内容としては賃貸物件の相場や需要動向、物件を管理する際のポイントなどです。

また、市場の変動や空家になった場合の修繕コストなどのリスクを把握して、適切な対策を取れるように勉強します。

自分で勉強するのもいいですが、専門家や経験者からアドバイスを貰うのもお勧めです。
さまざまな情報を集めて将来的な目標や目的を明確にし、妥協のない選択をしましょう。

信頼できる不動産会社を選ぶ

不動産選びも重要で、信頼できる不動産会社を選ぶようにします。

過去の事績や取り扱っている物件、サポート体制などを調べます。

また、口コミや評判なども見ると良いでしょう。
実際に担当者に会ったときの対応や提案内容など、人間性も重要です。

自己資金をある程度用意する

一般的には、物件価格の1~2割ほど準備しておくのがお勧めです。

審査通過率が向上するので、結果的によい条件で融資を受けられます。
融資を受けるにあたり、利息や手数料など費用がかかってくるため、それにあてられます。
自己資金は多ければ投資家としての評価も高くなるので、なるべく多く用意するようにしましょう。

年収1000万円で購入可能な物件の選び方

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不動産投資では、物件に種類があり、年収1,000万円の方が購入できる物件は多く、どれを選ぶのかが重要になっていきます。

  • 新築物件or中古物件どちらがいい?
  • 一棟アパート・マンション
  • 区分マンション
  • 一戸建て

物件ごとの特徴やメリット・デメリットを解説します。

新築物件or中古物件どちらがいい?

新築と中古物件のどちらが良いのかは、不動産投資の目的や資金計画によって異なります。
家賃収入が目的なら新築物件がお勧めですが、初期投資が高いのがデメリットです。

しかし、10年ほどは修繕などの費用が抑えられて、新しいので入居者も見つかりやすく空室になりにくいです。

中古物件は節税対策にもなります。
あまり古いと修繕が頻繁に発生し出費が増えてしまいますが、減価償却費を計上できるので税金の負担を軽くできます。

一棟アパート・マンション

アパートやマンションなどの集合住宅は、一棟に戸数が多いと1戸あたりの管理費用を抑えられるのがポイントです。

家賃収入も多く見込めるため、効率よく利益を出したい方に向いているといえるでしょう。
戸数が多ければ空室になるのも避けられるため家賃収入が途切れるリスクを減らせて、利回りが高く、土地や建物を所有するため資産価値を保てるのもメリットの1つです。

しかし、修繕や建て替えの自由がききやすい分、費用が高額になるデメリットもあります。
できるだけ修繕費用を抑えるためには、新築でなくても築年数の浅い物件を選ぶのがお勧めです。

また、物件の価格が高額になるため、購入時には多額の資金を必要とし、手放す際の売却先が限定されてしまいます。

区分マンション

マンションの1室になるので、一棟を購入するより少額で投資できる特徴があります。

ワンルームの物件や、ファミリー向けの間取りなど選択肢はさまざまです。

メリットとしては市場の物件数が多いので比較しやすく、また管理の手間も少なく売却もしやすいです。

利回りを重視するなら中古区分マンションがお勧めで、築浅なら建物や設備に問題が少なく長期的に安定性があります。

デメリットは、一棟アパート・マンションに比べると利回りが低い点や、空室状態になると家賃収入がなくなる点です。

リスク軽減のために、複数戸に投資するなど検討する必要がありますが、利回りが低いと、将来の家賃減少時に赤字経営となるおそれもあります。

購入数が多くなるほど経営リスクが大きくなる点に、ご注意ください。

一戸建て

一戸建てを購入するのは、土地も一緒に所有できるのがメリットといえます。

将来的に土地を活用できるため、出口戦略を立てやすいのも利点です。
一戸建て物件では、シェアハウスや賃貸併用住宅など選択肢も広がります。

また、賃貸物件のなかで一戸建ては供給数が少ないのでライバル多くありません。

しかしデメリットとしては、金融機関からの借り入れが難しく、一戸建ては不動産投資ローンの対象にならない金融機関もあります。

空室リスクを避けられず、空室になっている間は家賃収入が得られない点を想定しておきましょう。

首都圏郊外や地方では少額で投資できますが、あまり古いと高額な修繕費が必要になります。

中古物件は利回りが高いですが、リスクの大きさの把握も重要なポイントです。

まとめ

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不動産投資には十分な資金を必要とするため、金融機関有利な条件で借りられる年収1,000万円の人に向いています。

購入後の急な出費に対応でき、条件のよい融資を受けられ、投資できる物件の選択肢が豊富にあります。

成功させるためにはまず、投資する目的を決め、物件の立地や購入する時期などが大事なポイントです。

しっかりと下調べして準備しましょう。
不動産投資を成功させるためには、目的を明確にしてリスク軽減の対策をするのが大切です。

参考URL
年収1,000万円の不動産投資はおすすめ?おすすめの理由や購入できる物件の種類も紹介 | manabu不動産投資

年収1000万円の人に不動産投資をおすすめする理由|節税対策に役立つ投資方法を紹介 – 投資のトーシンまがじん
不動産投資を始められる年収は?年収1000万円が基準になるワケ

 

不動産投資を始めるにあたって、「学び」や「会に参加すること」は非常に重要です。
なぜなら、不動産は金額も大きく、失敗が許されにくい投資だからです。
書籍や動画だけでは得られないリアルな情報や最新の市況感を得るには、
実際に経験者と話すことが近道です。

また、勉強会や大家の会(倶楽部)では、自分と同じ目標を持つ仲間に出会えるため、
モチベーションが上がりますし、人脈が物件情報や融資情報につながることも珍しくありません。
結局のところ、不動産投資は「情報戦」です。だからこそ、独学で完結させず、積極的に外に出て、学びや会に参加して知識と人脈を広げることが成功への第一歩です!

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