怪しい不動産投資セミナーの見分け方は?信頼できるセミナーの選び方も解説

最終更新日:2026年1月26日

不動産投資を検討する中で、「誰に相談すればいいのかわからない」と感じる人は少なくありません。相談先には行政窓口や専門家、不動産会社などさまざまな選択肢があり、内容によって適切な相手は異なります。

 

この記事では、不動産投資の相談に最適な相談先をご紹介します。自分の状況に合った相談相手を判断できるよう解説します。

不動産投資の最適な相談先

不動産投資の相談先は、自治体や民間の窓口があり、それぞれ対応できる内容が異なります。まずは公的機関で現状を整理して、解決にいたらない場合は専門家へつなぐといった流れを意識すると迷いにくいです。ここでは、相談できる内容ごとに利用しやすい窓口を紹介します。

1. 住まいるダイヤル(国交省指定)

住まいるダイヤル』は公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営し、国土交通省の指定を受けた公的な相談窓口です。投資用物件のリフォームや設備不良、施工トラブルなど住まいの品質に関わる相談に幅広く対応しています。

 

引き渡し後の不具合、説明と異なる設備、リフォーム内容の不一致なども相談でき、専門家による客観的な助言を受けられます。物件そのものの不具合に関する悩みがある場合は、最初に活用したい窓口です。

 

相談窓口

<評価住宅・保険付き住宅>

専用ダイヤル

<評価・保険付き住宅以外の住宅、住宅リフォーム>

03-3556-5147

電話受付時間

10時〜17時
土日祝日、年末年始を除く

URL

https://www.chord.or.jp/

2. 消費者生活センター

消費者生活センター』は独立行政法人国民生活センターが運営する相談窓口です。強引な勧誘や投資用不動産の契約トラブル、サブリース契約の不当な条件変更など「消費者トラブル」に該当する相談に対応しています。

 

契約内容が説明と違う、急かされて契約してしまった、解約条件に納得できないなど、判断に迷いやすい場面で第三者視点のアドバイスを受けられます。問題の切り分けができるため、感情的になりやすいトラブル時に頼れる窓口です。

 

相談窓口

<消費者ホットライン>

局番なしの188(いやや!)

各地の消費者生活センター等へ相談可能

<平日バックアップ相談>

国民生活センター:03-3446-0999

電話受付時間

・消費者ホットライン:自治体で異なる

・国民生活センター:平日10時〜16時(土日祝日も対応)

URL

https://www.kokusen.go.jp/map/

3. 全宅建(全国宅地建物取引業協会連合)

全宅建(全国宅地建物取引業協会連合)』は、不動産の売買や賃貸に関する一般相談を受け付けており、税金・契約書・重要事項説明書など基礎的な不動産実務の疑問に答えてくれます。

 

電話相談では、専門家へ依頼するほどではない軽微な悩みを気軽に確認が可能です。契約内容の理解が不十分なまま進めてしまうとトラブルにつながりやすいため、「まずは正しい情報を知りたい」という段階で活用してみてはいかがでしょうか。

 

相談窓口

<一般相談>

都道府県宅建協会の不動産無料相談所

<税金の相談:月1回>

・税務署

・都道府県税事務所

・各市町村

・中小企業庁、消費税転嫁対策・相談窓口

電話:03-5821-8181

<宅建業者向け>

03-5821-8111

電話受付時間

<宅建業者向け>

平日13時〜16時半(祝日・年末年始、その他本社が定める日は除く)

URL

https://www.zentaku.or.jp/about/free_consultation/

4. 東京都の投資用不動産特別相談窓口

東京都の『投資用不動産特別相談窓口』は、投資用不動産に特化した相談窓口です。都内で投資物件を検討する人にとっては、地域事情も含めた具体的な相談がしやすい点が特徴です。

 

長時間の勧誘や誇張された収支説明、物件説明への不信感、契約前後のトラブルなど、投資実務で起こりやすい悩みに幅広く対応しています。営業担当者に聞きづらい問題でも相談しやすく、判断材料を整理する最初のステップとして活用しやすい窓口です。

 

相談窓口

<電話>

03-5320-5071

<メール>
S1090504@section.metro.tokyo.jp
<来所>

予約番号:03-5320-5071

電話受付時間

平日9時〜17時半

住宅政策本部民間住宅部不動産業課指導相談担当

<来所相談時間>
平日10時〜12時、13時〜16時(30分)

URL

https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/04/2025040407

 

不動産投資について相談できる専門家

行政窓口では判断できない内容や、より専門的な助言が必要な場面では、分野ごとの専門家に相談することで解決が早くなります。不動産投資は税務・契約・家計・法務など多くの領域が関わるため、相談内容に適した専門家を選ぶことが大切です。

不動産投資家

実際に投資経験を積んだ不動産投資家は、読者と同じ視点で状況を理解し、実務にもとづいたアドバイスができる点が強みです。

 

「その物件は本当に買うべきか」「収支はどこに注意すべきか」など、現場感のある判断基準を共有してもらえます。成功例だけでなく、失敗例から学べることも多く、初めて投資を検討する人にとって最も相談しやすい存在です。

税理士

不動産投資では、確定申告や経費計上、減価償却などの知識が求められます。

 

税理士は「どこまで経費として認められるのか」「長期的にどの程度節税になるのか」といった疑問に対して専門的な回答が可能です。収支の妥当性や長期シミュレーションの相談もできるため、利益を適切にコントロールしたい人に有効な相談先といえるでしょう。とくに複数物件を所有している場合は、早めの相談が役立ちます。

行政書士

行政書士は、契約書の確認やサブリース契約の見直し、家賃滞納など文書や契約に関するトラブルに対応できる専門家です。

 

「サブリースを解約できるのか」「契約書の内容が適切か確認したい」といった場合に役立ちます。内容証明郵便の作成・発送にも対応しており、トラブルを大きくする前に手続き面からサポートを受けることが可能です。東京都では行政書士会の相談窓口も利用できます。

 

相談窓口:東京都行政書士会市民相談センター

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)は、家計全体を踏まえた資金計画の専門家です。「無理なく投資できる予算を知りたい」「返済比率が適切か確認したい」など、投資前の資金バランスを整える際に相談できます。

 

不動産会社から紹介を受けることもできますが、より中立的な判断を求めるなら独立したファイナンシャルプランナーを選ぶのがおすすめです。将来の収支を見通しながら投資計画を作りたい人に向いています。

弁護士

契約トラブルや売買による損害、不当請求、詐欺など、法的な判断が必要な場面では弁護士に相談しましょう。サブリース会社とのトラブルや家賃滞納の法的措置など、強い権限をもつ専門家として対処できます。

 

とくに訴訟リスクがある場合や、重大な損害が予想される場合、早めの相談が大切です。費用面の不安がある場合は、法テラスなどアクセスしやすい窓口も活用できます。

 

なお、法的な争いに発展する内容は弁護士の領域ですが、日常的な判断や買って良い・悪い物件の判断は投資家が得意とする部分です。

神・大家さん倶楽部を運営する木村洸士氏の公式LINEより友だち追加していただければ、不動産投資の戦略やエリア選定など経験にもとづいた内容を特典として受け取ることが可能です。ぜひご登録ください。

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不動産投資で成功するには不動産会社選びがカギ

不動産投資で成果を上げるには、物件選定・仲介・管理など、不動産会社の役割を理解し、信頼できる担当者を見つけることが大切です。ここでは、不動産会社の特徴や見極め方について解説します。

不動産会社の役割を理解する

不動産会社は「物件を紹介する会社」「売買を仲介する会社」「管理を担う会社」など、役割や得意分野が異なります。必ずしも明確に分かれているわけではありませんが、扱う領域によって発生する費用やサービス内容が変わる点は理解しておく必要があります。

 

たとえば仲介では仲介手数料、管理では管理委託費や修繕費がかかるなど、役割に応じた費用構造が存在するのです。自分が今どの段階の相談をしたいのかを把握しておくことで、適切な会社を選びやすくなります。

不動産会社のセミナーの特徴

不動産会社が開催するセミナーは、物件紹介や内覧会、投資情報の提供を目的としており、市場の相場感や最新トレンドをつかむうえで役立ちます。会社ごとに得意とする物件タイプが異なるため、紹介される情報にも特色があります。

 

投資家の目線と不動産会社が重視するポイントは必ずしも一致しないため、セミナーの内容を参考にしつつ、自分の目的に照らして判断することが大切です。

 

どのセミナーを選べばよいのかわからない方は、以下の記事でくわしく解説していますので、ご覧ください。

怪しい不動産投資セミナーの見分け方は?信頼できるセミナーの選び方も解説

信頼できる不動産会社の特徴

信頼できる不動産会社は、提示する収支の根拠が明確で、空室や修繕などのリスクも合わせて説明してくれます。また、物件ありきではなく、読者の投資目的や状況を正確に把握したうえで提案する姿勢がみられるかもチェックしましょう。

 

さらに、担当者の回答が一貫しているか、資料に根拠があるかといった点も判断材料になります。短期的な利益ではなく、投資の成功を見据えた長期的な視点でのアドバイスをしてくれる会社を選ぶことで、失敗のリスクを大きく減らせます。

 

神・大家さん倶楽部では不動産投資の実績が豊富な木村洸士氏より、実務的な内容を学ぶことができます。

不動産投資の相談前に準備すること

不動産投資の目的や資金状況が整理されていないまま相談すると、提案内容を正しく判断できず、時間だけが過ぎてしまうためです。ここでは、相談前に最低限整理しておきたいポイントを紹介します。

投資目的・リスク許容度を整理する

まず重要なのは「なぜ不動産投資をするのか」を明確にすることです。老後資金の確保なのか、副収入なのか、将来的な売却益を狙うのかによって、選ぶ物件や戦略は大きく変わります。

 

あわせて、空室や家賃下落、修繕費など、どこまでのリスクを受け入れられるのかも整理しておきましょう。目的とリスク許容度が明確であれば、相談先からの提案が自分に合っているか判断しやすくなります。

資産や借入状況を把握する

不動産投資では、現在の資産状況や借入の有無が大きく影響します。年収、貯蓄額、既存の住宅ローンやカードローンの残高などを整理しておくことで、無理のない投資規模が見えてきます。

 

これらを把握せずに相談すると、現実的でない提案を受け入れてしまうおそれもあります。数字を整理しておくことで、資金計画や返済計画についても具体的なアドバイスを受けやすくなります。

融資に必要な書類を揃える

相談内容が融資に及ぶときは、必要書類を事前にそろえておくとスムーズに相談できます。会社員であれば源泉徴収票、自営業の場合は確定申告書、あわせて借入一覧や資産状況がわかる資料があると講師も具体的な判断がしやすくなります。

 

必ずしもすべてを完璧に用意する必要はありませんが、基本的な書類を把握しておくだけでも、相談の質は大きく変わります。

 

不動産投資相談時によくある質問

ここでは不動産投資の相談でよく聞かれる質問をいくつかご紹介します。

売却と運用どちらが得られるメリットは大きいですか

売却と運用のどちらが有利かは、一概に決められるものではありません。想定利回りや空室率、修繕費、税金などを数値で比較してみましょう。

 

たとえば、家賃収入を得ながら長期運用する方が有利なケースもあれば、早めに売却したほうが資金効率が高い場合もあります。シミュレーション結果は物件ごとに大きく異なるため、複数のパターンを比較しながら、専門家や実務経験者にも相談してみてください。

物件がいくらで売れるかどこを見ればわかりますか

売却価格を把握するには、まず類似物件の成約事例や現在の家賃実績を確認することが基本です。あわせて、立地や築年数、管理状態なども価格に影響します。

 

投資用不動産は居住用と異なり「収益性」が重視されるため、家賃収入や入居率などの運用データをそろえることで、より現実的な価格帯を把握しやすくなります。正確な判断には、不動産会社や投資家の意見を参考にするのもおすすめです。

税金や手取り額がどれくらいになるのか教えてほしい

不動産投資で最終的に手もとに残る金額は、所有期間や減価償却の状況、仲介手数料や修繕費などの諸費用によって大きく変わります。

 

そのため、表面利回りだけで判断するのはおすすめできません。とくに売却時は、譲渡所得税の影響を受けるため、税務上の扱いを含めた計算が必要です。正確な手取り額を知りたいときは、税理士などの専門家に個別で試算してもらいましょう。

 

不動産投資の不安は相談もできるセミナーがおすすめ

不動産投資は実務判断が求められることが多いため、効率よく学ぶには投資家が講師を務めるセミナーがおすすめです。基礎知識を学びながら、実体験にもとづく話を聞くことができます。不動産投資の相談もできるセミナーへ参加するメリットについて解説します。

実体験にもとづくアドバイスを受けられる

投資家が講師のセミナーでは、成功事例だけでなく、失敗やつまずいた経験も含めた実務的な話を聞けるのがメリットです。

 

書籍やネットではわかりにくい、判断を誤りやすいポイントや実際に起こりやすいトラブルなどを具体的に知ることで、リアルな判断基準が身につきます。これから投資を始める人にとっても、すでに運用中の人にとっても、経験者の視点は参考になるでしょう。

自身の状況に応じた相談ができる

相談ができるセミナーでは、投資目的や現在の運用状況に応じたアドバイスを受けられる場合があります。

 

「この物件は保有を続けるべきか」「次に検討する際の注意点は何か」など、自分の状況にあった視点や解決策を得られるため、判断に迷う時間を減らせます。それぞれの前提条件を踏まえて考えられるのは、セミナーならではのメリットといえるでしょう。

同じ悩みをもつ仲間と情報共有ができる

セミナーの参加者は、自分と同じように不動産投資に悩みや関心をもっている人が多く集まります。情報交換を通じて、自分とは異なる視点や考え方に触れられるため、判断の幅が広がります。

 

ひとりで考えていると見落としがちな点に気づくきっかけにもなり、判断の質も高まるでしょう。不動産投資の仲間として信頼関係を築くこともできます。

 

不動産投資の悩みを一緒に解決できるコミュニティを選ぼう

不動産投資は、物件購入からスタートし、修繕や売却など長期的な戦略が求められます。そのなかで状況に応じて悩みも変化するものです。ひとりで考え続けることに不安を感じている人も少なくありません。

 

実績のある投資家や自分と同じ立場の仲間が集まるコミュニティへ参加することで、学びと相談を同時に進めることができます。不動産投資はトレンドがあり、市場は変化するため、さまざまな意見を聞くことで成功へ向けた戦略を立てることができます。

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